おなかペコペコで帰宅すると
「ママ、生姜焼き食べなさい。ご飯と一緒に食べると美味しいよ」
とアトムが。
姉が差し入れてくれた生姜焼き、白飯と食べたらとても美味しかったそうで、食べ方を勧めてくれました。
くららが生まれてからもうすぐ二年になります。
あっという間の二年でした。
くららの誕生をきっかけに、くららの成長や治療の記録を綴ろうと思って始めたブログでした。
生まれて間もなく聞いた「無脾症」という疾患や先天性心疾患について、難しすぎて理解が全然追いつかず不安や動揺ばかりが広がっていく中で、同じ無脾のお子さんを持つお父さんお母さんが綴っているブログを見つけました。
病気や治療についてとてもわかりやすく説明されていて、また治療や手術の過程を経て元気に幼稚園や保育園に通っている様子にどれだけ励まされ元気を頂けたかわかりません。
くららが元気になっていく過程を綴ることで同じように元気を誰かが貰ってくれたらいいな、と思い書き始めたのでした。
くららの成長とともにアトムの成長も綴ることになりました。
くららが生まれた当時2歳2カ月だったアトムは二年という月日を経て、とても頼りがいのあるお兄ちゃんになってきました。
この頃、お菓子や牛乳の空き箱で毎日のように工作を作ってきます。
先日迎えに行った際、「これくららちゃんに作ってるの」と何やら制作中。
隣に座っていたお友達が「くららちゃんって誰?」と聞くと
「アトム君の妹。赤ちゃんだよ」と答えていました。
お友達が「赤ちゃん、そんなのあげたら泣いちゃうよ」と言うと
「泣かないよ。だって写真だから」と答えていました。
写真だから泣かないくららだけど、帰宅したら「ただいま」と話しかけるし、帰り道夕焼けを見れば
「くららちゃーん くららちゃんの好きなピンクの空だよー」と話しかけます。
くららはいないけど、心の中にいつもいる、仲良しの兄と妹でずっと育ってほしいです。