2012年1月28日

終わりに代えて

今日1月28日、くららが我が家から天国へ旅立ってから2年になりました。
このところ慌しく過ごしていましたが、教会でのミサの間、ゆっくりとくららを想い過ごすことができました。


眠る前にアトムに読む絵本、この日アトムが選んだのは「100万回生きた猫」

読み終えた後、ママどうしてくららちゃんは死んじゃったの?ママも死ぬの?アトムも死ぬの?
とアトムに尋ねられました

このごろのアトムは自分が生まれた日どんな様子でパパとママはどう思ったか、そして何故人は死ぬのか
ということを度々尋ねます

生きることと死ぬことに4歳なりに感じる疑問、不安に、母として精一杯正直に、でも不安にならないように
日々答えています。


アトムが授かる前に最初の流産を経験したころによく聴いていた曲があります
何故か最近その曲を思い出して何度も聴いています

「君が僕に残したもの
今という現実の宝物 だから僕は精一杯生きて」

くららが私に残したもの、「今」をしっかり生きてパパとアトムとチビ太と精一杯生きていく

くららの成長の記録を記していくこと、いつか娘のがんばりを娘に話して聞かせたくてはじめたこの
ブログ。一旦終わりにしたいと思います。

もっともっと1分1秒抱きしめていればよかった、元気な体に産んで上げられなかった、そんな
想いばかりだった2年前から、このブログを通じてたくさんの方に支え励ましていただき、
やっと1歩前に進むことが出来そうです。

たくさんの温かいコメント、メールを有難うございました。

2012年1月15日

時の流れ

年末にくららがお世話になった病院に行ってきました。

くららの主治医の先生が他の病院に移られることになったとのことで、ご挨拶に家族全員で伺いました。

もうすぐくららが旅立ってから2年になりますが、病院のロビ-に入ると、懐かしさだけではなく現実に小児病棟にくららがいるような気持ちになります。

先生の移動に時の流れを感じて、病院を訪れる機会もあまり無くなってしまうなぁと無性に寂しくなりました。


病院で、以前くららと病室が一緒だったSちゃんとママにも会えました。
Sちゃんはとても大きくなって、もうすぐ酸素も外れそうとのこと。しっかりとバイバイと挨拶してくれました。あんなに小さかったのにこんなにしっかり大きくなって、と感動で思わず涙が出てしまいました。

くららのことをいまでも気にかけてくれるSちゃんママにはいつも癒されます。有難う。