2011年6月15日

需要と供給

以前くららの葬儀でお世話になったキリスト教教会の方が直接被災地へ物資を届けに行ったことを書きましたが、その方と先日お会いした際のこと。
あれから1カ月が過ぎ、現地では夏物の衣類が不足して困っているとのことでした。

テレビに映る仙台市内等は日常を取り戻しているようにも見えますが、お店がまだ再開できない地域も多く、買いたくても買えない、そして支援物資として送られてくるものと必要とするものにタイムラグが生じていることも少なくないとのことでした。

今月末に夏物衣類は教会を通じて送ることになったのですが、それとは別に個人でも少量でもできること、気づいたとき、時間に余裕が出来た時に出来ることはないかな、と思っていてトクシーを見つけました。

1個とか2個とか、少しのものでも、手持ちのもので出来る範囲で、出来るときに、が可能なサイト、長く続けていくことを可能にするサイト、是非利用したいと思います。

以下トクシーについて書かれた記事からの抜粋です。

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救援物資マッチングサイト『Toksy』(http://www.toksy.jp/)もその一つだ。被災地の各個人のニーズに応えようと震災約1か月後にサイトがオープンした。

震災直後は、被災地域のインフラが整っていないこともあり、救援物資は各自治体や自衛隊等を介した、食料・衣類といった生活必需品の大型輸送が主流だった。しかし震災から約3ヶ月経った現在、被災者のニーズは多様化してきており、それぞれの要望に応じた救援物資の提供が求められている。このサイトでは、そういった被災者一人ひとりが本当に必要としている物品を、サイトを訪れた全国のユーザーが直接被災者に届ける(送料も提供者負担)ことができるシステムとなっている。

被災者の要望は実にさまざま。「娘が所属する吹奏楽部で使用する譜面台が津波で流されたので譲って欲しい」、「子どもの映像を撮りためたHi8のビデオテープを再生するビデオデッキ(現在ではVHSの規格が主流で、Hi8のビデオデッキを市場で見つけるのは困難)が津波で浸水して使えなくなってしまい、悲しく思っています」などといった細かい状況にも即座に返答がある。またこのサイトは、物資を受け取った被災者からのメッセージコーナーも設けており、犬のぬいぐるみを受け取った母親からは、「飼っていた犬が津波でいなくなってしまい、ずっと落ち込んでいた息子が、犬のぬいぐるみを手にしてとても喜んでいます」と、感謝の気持ちが書き込まれている。

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