2010年12月13日

移植を待つ子供達、移植を受けた子供達

渡航移植を目指して募金活動をしている中込空君、目標額にはまだ達成していませんがデポジット(医療保証金)を振り込み、1月11日にコロンビア大学病院への転院が決まったとのことです。

渡航の際、体力を消耗することによるリスクもあり、また募金の達成に向けての活動継続もあるかと思いますが、なにはともあれ「転院」が決まったこと、ほんとに良かったです。



5月18日に熊本からドイツ バード・ユーンハウゼン心臓病センターに到着した美紗都ちゃん、渡独し移植待機に入り7カ月になりました。
慣れない土地でのお父さんと美紗都ちゃんの生活や、待機の間の急変のリスクなど心配事は尽きないことと思います。
また一方で、お父さん・妹の美紗都ちゃんと離れて日本に残ったお姉ちゃん、寂しい思いをしていると思います。1日も早くお父さん、美紗都ちゃんと再会できる日を心から願っています。


7月13日に東京からカナダ・トロントのシックキッズ病院に渡航したなっちゃん、現地でペースメーカー装着手術を経ながら引き続きお母さんとともに、ドナーとの巡り合いの機会を待っているそうです。

8月25日に仙台からニューヨーク・コロンビア大学病院に渡航したゆうとくん、9月28日にドナーと巡り合い、無事に移植手術を終え、現在は退院してリハビリを行っているそうです。日本に帰国できる日を楽しみに待っています。


11月1日に埼玉から米国アーカンソー小児病院に渡航したよしきくん、11月8日にドナーと巡り合い、無事に移植手術を終え、現在は渡米して初めてのシャワーまで出来るようになったとのこと、本当に良かったね!日本に帰国する日を楽しみに待っています。



5月4日に仙台からニューヨーク・コロンビア大学病院に渡航したさやちゃん、5月7日にドナーと巡り合い、無事に移植手術を終え、退院して12月10日に米国での最後の生検を受け、問題なしとのことで年内に帰国できるそうです。さやちゃんもご家族も、日本での闘病生活からここまで本当に長くつらかったことと思います。移植を終えたら、たくさん走りたい!と言っていたさやちゃん、帰国してさやちゃんが走っている姿を見るのを楽しみにしています。

以下にさやちゃんのブログからのメッセージを引用します。

部活の朝練後に倒れて約3年。
今思えば、長いようでとても短い闘病生活でした。
補助人工心臓をつけてからは身動きがとれない上に、毎日傷の処置が痛くて憂鬱になる日が続いたこともありました。
しかし、入院中も頑張って病気と闘っている人にたくさん出会い、その頑張りに私も励まされたり、辛い時は看護師さんが傍に来て、話を聞いてくれたり・・・その他たくさんの方の応援のお陰で明るく入院生活を送ってくることができました。
病気になってたくさんの方と出会い、学んだこともたくさんあります。
私は周りの方に恵まれ、そして色んな経験ができて、本当に幸せ者です。

移植コーディネーターの方に言われたように、これからも、理想と現実とのギャップ(昔は普通にできたことができなくなっていたり・・・)があると思いますが、この頂いた心臓と共に乗り越えて行きたいと思います。

本当にどうもありがとうございました。 さや~


最後に、ドナーのご家族の方へ、心より哀悼の意を表します。そして、ドナーの方のご冥福を心からお祈りしています。

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