夕飯を食べていると、突然アトムが「ママ、くららちゃんは死んじゃったの?」と言い出しました。
日ごろからどなたにお話しするのでも、「死んだ」という言葉をずっと避けてきて、天国へ行ったとか旅立ったという表現を使ってきたので、一体どうやってその表現を覚えたんだろう、という疑問がまず先に。そして、その言葉の響きに内心とても動揺して、なんて答えようと一瞬考え込んでしまいました。
でもいつか必ずその表現を知り、言葉の意味を理解する日は来るので、意を決して
「そうだよ、くららちゃんは死んじゃったの。でもお空からずっとパパやママやアトムを見て守ってくれてるんだよ」と答えたところ、「もう会えないの?どうして死んじゃったの?」と新たな質問が。
お食事終わってからゆっくり話そうね、と答えてそのままにしていたら、眠る前にしっかり覚えていたようで
「くららちゃん、どうして死んじゃったの?」と聞かれました。
「くららちゃんはね、お胸の心臓っていうところが病気でね、治らなかったの。」
「病院でお医者さんにちっくん(注射のことです)してもらえばよかったんじゃない?」
「お医者さんでも治せない難しい病気だったの。」
「天国に行るの?」
「そうだよ、いつもお空からくららちゃんのお友達と一緒に見てるから、今まで通りたくさんお話して
朝起きたらおはようしてあげてね」
「ママ、ママも死んじゃうの?」
「ママはいつもアトムのそばにいるよ。でもね、いつかママがもしお空に行ってもちゃんとくららちゃんと一緒にアトムをいつも見て守ってるから、大丈夫だよ」
「アトム、ママ死んじゃったらいやだな。」と半べそになってしまいました。
このやり取りを通じて、アトムは3歳4カ月になって「死ぬ」という意味をその年齢なりに理解し、くららについても新たな思いが出てきているのかなと感じました。
生きること、死ぬことについて、この年頃の子にどうやって答えるのが良いのか、もっと良い答え方や正解があるんじゃないか、という迷いを抱きつつ、素直に思いのままに答えてしまいました。良かったんだろうか。。
★今さら気付いたズボラ母★
3 週間前
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