2010年10月10日

天国郵便局より

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〜天国郵便局より〜
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おとうさん、おかあさんへ


おとうさん おかあさん 悲しい思いをさせてごめんなさい。

天国を出発する前、神様から

「お父さんたちと一緒にいる時間は短いですよ。
それでも行きますか?」

と聞かれたとき、本当にショックで、悩みました。


しかし、あなたたちが仲睦まじく結び合っている姿を見て、
地上に降りる決心をしました。

たとえあなたたちに悲しい思いをさせても、たとえ一緒にいる
時間は短くてもあなたたちの子どもに数えられたかったからです。


そして私の夢はかなえられました。
おかあさん、わたしは確かにあなたの胎から生まれましたよね?
おとうさん、わたしは確かにあなたの血を受け継いでいますよね?


わたしは永遠にあなたたちの子どもです。
そのことをわたしは誇りに思います。


いまわたしは、あなたたちと共に過ごした、短いけれども
楽しかった日々に思いを馴せ、わたしに続き、あなたたちの
家族になりたいという きょうだいたちに
あなたたちのことを自慢する日々です。


わたしは親戚のみんなといっしょに元気にしていますので、
もうこれ以上悲しまないでください。

そして心から、「わたしの選びは正しかった」と言わせてください。


泣きたくなったとき、空を見上げてみてください。
わたしたちの姿が見えますよね。


ゆっくり体調を整え、まだかなあ?と愚痴っている
きょうだいたちを迎えに来てください。

わたしは永遠にあなたたちの子どもです。
そのことを私は誇りに思っています。

つばきより
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誕生死したつばきちゃんという女の子からある日ご両親に届いた手紙。


悲嘆にくれるご両親に何かできることを、と産婦人科の鮫島先生(「私があなたを選びました」の著者)が書かれたもの、とのこと。



図書館で順番待ちしていた映画「うまれる」の書籍版(PHP研究所)、やっと順番が回ってきて読みました。
この「天国郵便局より」というお手紙は、本の中で紹介されていたものです。



『天国を出発する前、神様から 「お父さんたちと一緒にいる時間は短いですよ。
それでも行きますか?』

くららも神様に聞かれたのかな。一緒にいる時間が短いとわかっていても、それでもこの世に降り立とうと思い、私たちのところに来てくれて本当にありがとう。


くららに出会えなかったら一生気づかなかったこと、気づけなかったこと、4カ月と28日という短い人生でしたが、私が受けた影響はとてつもなく大きかったです。そして、くららのおかげで巡り合えた出会いもありました。わが子ながら感謝の気持ちでいっぱいです。


本当に我が家に来てくれてありがとう。




映画「うまれる」の公開がは11月6日に決まったそうです。
シネスイッチ銀座では毎週木曜日13:50の回に赤ちゃん同伴OKの「ママさんタイム」実施決定とのことです。

映画うまれるへのリンク

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