2010年9月15日

くららの病院

先日、ひさしぶりにくららのお世話になった心臓病の専門病院に行く機会がありました。


丁度同じ日の1年前は、くららがICUから小児病棟に移ることが決まった日でした。

毎朝、わずか10分間の面会時間を楽しみに、アトムを保育園に送り夫婦二人で車で病院に向かっていた日のことを懐かしく思い出しました。

あの頃、病院に向かう私たちは希望に溢れていました。

手術が終わって、少しずつ麻酔や薬が減っていったり、覚醒したり、昨日は5cc、今日は8cc、鼻管チューブからミルク飲みましたよ、おしゃぶり使い始めましたよ、SPO2(酸素飽和度)が60台から70台、80台になってきましたよ、と、少しずつ少しずつくららが回復に向かい元気になっていく様子をドクターや看護師さんから伺い、一つ一つのニュースに感動して過ごしていました。



パパはくららが旅立った日以来初めて院内に入ったので、色々と思うところがあったようで、うるっとしていました。

ロビーや売店、どこも懐かしく、いるだけで気持ちがほわっっとします。


病棟のフロア前にいくと、くららが病棟内にいる、本当にそんなふうに思うのです。

くららの主治医の先生にもお会いすることが出来ました。


おうちで過ごす時間をたくさん作れたことで、たくさん思い出を作ることが出来たこと、改めてお礼を伝えました。


ほんとに懐かしくて、ずっと病院にいたかったです。

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