2010年7月7日

ネガティブな時期もあります

このところ、7月に入ってから私は様子がヘンな感じがします。

くららが生まれた日、去年の8月31日のことを何度も何度も思い出してしまって。

やっと感情の乱れなく仕事に通ったりできるようになってきたと思ったら、
復帰して4カ月、今頃になって、なんか無気力な感じになってしまって。


職場でも、昼食時雑談で渡航移植を目指しているお子さんや小児医療の現実を少し話題にしてみたりしたのですが、やっぱり多くの場合は無関心な感じです。まぁそれは仕方のないことかもしれません。

私も逆の立場なら、いきなりそんな話をされても、現実のこととして捉えるのは難しいかもしれないと思いつつ。

先日渡航移植の為の募金を募るお子さんの話をしたところ、女性の先輩から
「そういった話を不快に思う人がいるかもしれないから」
とアドバイスも頂きました。


はっとした、というか目からうろこでした。
不快、、今まで気がつかなかった。けれど、小児の移植や医療の話を不快に思う人もいるということ、
その価値観を知り、留意しなくては、と思いました。


つい先月までは、くららと一緒に、精一杯人生楽しもうっと、なんて思ってたのだけど、
急にネガティブな感じになってきました。
落ち込みって時間差でやってくるものなのかな。

4 件のコメント:

  1. 渡航移植の為の募金を募るお子さんの話をしたところ、女性の先輩から「そういった話を不快に思う人がいるかもしれないから」・・・とのアドバイスがあったと読んで、
    「渡航移植」が不快なのか
    「募金活動」が不快なのか
    「両方」なのか・・・。
    気になりました。

    私は「募金活動」が不快なのではないのかな~と、思うのです。

    そうでなかったら、ちょっと悲しいですよね。


    募金活動も「したくて」踏み切るような方はいない訳です。
    でも、そうしないと救えない立場になったときに、とても苦しみます。

    誰も当事者にならないことが実現しますように。

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  2. なみさん コメントありがとうございます。

    コメントを読んでなるほどと思いました。

    「渡航移植」が不快なのか
    「募金活動」が不快なのか
    「両方」なのか

    どの部分だったのか、確かにどれも考えうることですが、
    私もなんとなく「募金活動」が不快だったのかなと思い始めました。

    募金を募って渡航したり、そして家族や友達と離れることがなくとも日本国内で必要な医療が受けられるように、と切に思います。

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  3. こんにちは。以前に一度ご連絡したことがあるかと思いますが、お忘れになっているかも??さて、この不快とは本当に腹立たしいですが現実です。関わりのない人はだいたいこういった話を聞きたくもないと思っているようです。
    もちろん、そうでない人もたくさんいるのですが。でも少数派である当事者だけががんばってもなかなか現状は改善していかないのではないでしょうか?
    そう思って"当事者”でない私は周りの人に積極的に子供の臓器移植の話なんかをしてみるのですが、”変わっている”という目で見られますよ。
    幼児虐待の話もそうです。
    でも子供がもっと安心して育つことのできる環境ができるよう、これからも提案していきたいです。
    失礼しました。

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  4. Mariさん こんにちは、もちろん覚えています。
    先日はメールありがとうございました。

    私も、好意的にでも、子供を亡くしているから小児医療の問題について、他の人より敏感、というようなニュアンスで言われることがありました。
    確かに先天性疾患の子供を産み、そして失ったことはきっかけではありましたが、小児医療や虐待問題も含め子供を社会全体で育てていくことについて、世の中全体でもっと関心を高めて真剣に取り組む問題だという思いが今は強くあります。Mariさんは、当事者でない立場ということですが、今の日本においては、当事者でない方が問題を正面から見据え、取り組もう、提案していこうとされているのは本当に貴重なことと思います。
    これからも折に触れご意見聞かせていただけたらと思います。

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