2010年4月23日

天使の保護者会

明日は、午前中がアトム君の保育園の保護者会、午後はくららの保護者会です。


先日グリーフカウンセリングを受けた際に、その病院付属の看護大で実施している天使の保護者会という、グループでのグリーフワークの会を紹介頂きました。

個人のグリーフカウンセリングだと有料ですが、天使の保護者会は無料であるという利点に加えて、パパも一緒に参加できる場所だそうです。


女性に比べて男性は悲しみと向き合う場所や時間がみつけにくいため、悲しみに蓋をして過ごしがちなので、との、カウンセラーさんのパパへの気遣いです。


流産・死産・新生児死亡など赤ちゃんを亡くしたお母さん・お父さんが対象で、亡くなった子どものことや気持ちを語る会を年に何度か実施しているとのことでした。



大学内で様々な視点での看護の提供方法を研究しているとのことで、おそらくデータを集めるなど研究の一環で無料になっているのかな?。これは私の推測ですが。


確かに、私は、カウンセリングを受けたり、ブログでその時々の揺れる気持ちを吐露したり、くららに手紙を書いたり会話したりすることで、時として、悲しみと向き合う空間があります。

一方、パパは私とくららについて会話する以外に、気持ちを吐露する場所が無く、、又私以上に電車や会社、公共の場で泣かないようにこらえているように見えます。

でも、毎日、ウサコのレプリカを大事にスーツのポケットに入れて通勤することでくららと一緒にいるように日々過ごしたり、くららを思い出して部屋でひっそり泣いていたりします。


私だけでは受け止めることの出来ないパパの悲しみが、この天使の保護者の会で少しでも受け止めてもらえるなら、と思い、二人で参加することにしました。



天使の保護者会の案内に

「忘れるのでもなく、断ち切るのでもなく。私たちはいつも天使と一緒です。
頑張らなきゃなんて思わないでいい。後ろ向きだってありでいい。」

という文言があり、とても心に響きました。


頭では頑張らず自然の流れにまかせよう、と思いつつも、どうしても、日々の暮らし・仕事の中では、泣かないよう頑張らなきゃ、前を向かなきゃ、と、いつの間にか歯を食いしばり、身も心もガチガチに堅くなっているように感じます。

でも、ここでは、くららの話をしたり可愛い笑顔の写真を見せたら重いって思われるんじゃないか、なんて気にしなくてもいい、
好きなだけくららのことを話せて、「気を使ってもらってるなぁ」という有難くもちょっと居心地が苦しい空気もなく、身も心も緩めていいんだな、そういう思いで参加します。




ウサコを高く掲げるくららです。

ウサコの本物は、くららが身につけていたものなので大事に保管しています。パパも私もウサコのレプリカを持っています。

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