2010年3月19日

社会との関わり方

復職してから2回目の週末です。

まだ本格的な仕事が始まっていなくて、業務中も結構時間があるので、今日はPCのハードディスクに入っているくららの写真をスクリーンセイバーにしてみました。

Windows Xp/Vistaの標準機能なのに、なんて便利なんだろう。
(会社の人が見ていないから書けることです。。)


この10日間、本当に周囲が気遣ってくれていることを感じ、申し訳ない思いがするほどでした。

くららの疾患や在宅で過ごしたことなど、1人の先輩を除いてはどなたもご存じなく、出生の連絡があったと思ったら次は弔事連絡で、皆さんとても心配してくださっていた、と聞きました。

1人の先輩は、以前からとてもお世話になっており、励まして頂いたり、休職中の会社の状況を時々メールで教えてくださっていて、私のほうも簡単ですがくららの状況をお伝えしていました。



仕事がいつまで続けられるか、今は本当にわかりません。


でも少なくとも今、お給料貰って働いている限りはしっかりならなくちゃ。


復職前に、復帰するからには、公私の区別をつけてしっかりと成果を出せる気持ちが無ければ復帰はしてはいけない、それが出来るのか?

何度も自分に問いかけました。

個人的な事情を抱えているのは私だけではないのだから。

皆人生色々あるんだから。

正直なところ、ほんとに僅かな自信しかありませんでしたが、「やれるかな?」
「やれるかも。。。いや、どうだろう」という思いで、可能性がゼロではなかったから復帰をすることにしました。。



ほとんどの人は気を遣って下さって、話しかけてきません。
私がどういう状況なのかもわからず、戸惑われてるのかな、と思いました。

上司も、仕事らしい仕事の割り当てはまだ行わず、少しリハビリというか復職のペース作りをさせて下さっていますが、、周りがとても忙しそうなので本当に申し訳なく思っていました。


そして今、職場にいて、私が出来ることって何だろう、復職10日目にして考えました。

それで、くららのこと、生まれてから心臓の病気がわかったこと、突然余命宣告になってしまったこと、
それでも頑張って元気に過ごして、たくさん思い出を残してくれたこと、
仕事は仕事としてきちんと行う意志を持って
復帰したこと、を簡単ですが、一緒に仕事をする上司や仲間にメールで送りました。


伝えたかったことの本質をきちんと伝えることが出来たかどうか自信は無いですが、でも、大事なのは、状況を共有し、今ある率直な思いを伝えること、その結果、今後少しでも、周囲の皆さんが以前と変わらない気持ちで私と一緒に仕事をしていただける状況になれば、と思います。

くららのことは私個人のことで会社のことではない、今更ながら気持ちを引き締めて、
働いている限りはしっかり目の前の仕事をしていかなければ、

ママ、甘えてちゃ駄目でちゅ、と、くららに呆れられてしまうから。

くらら、ママ、会社に入ったら、ピーンと背筋を伸ばして頑張るから、
会社を出たら、思いのまま、くららを想って、くららに話しかけていいよね。

PS くらら、Oちゃんがお空に行きました。Oちゃんと仲良くね。

Oちゃんのお父様、お母様、ご家族の皆様、心よりOちゃんのご冥福をお祈りすると共に、娘にOちゃんのことを伝えました。

Oちゃん、くららとおともだちになってもらえたらうれしいです。

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