2009年12月4日

セカンドオピニオンを伺って

先週末、パパが静岡こども病院の心臓外科S先生・循環器O先生よりセカンドオピニオンを伺ってきました。

結論から言うと、今の病院で言われている内容とほぼ変わらず、

◆現在の状態を回復(1本残っている狭窄しかけている肺静脈を広げる)するには、生命のリスクを伴い、且つ長期の展望が見込めないこと
◆肺静脈が残り1本となってしまった今、画期的な対処はないこと
◆移植について、今の月齢での心肺同時移植は、日本では実績ゼロ、海外でも非常に少なくドナーとのマッチングの問題(心臓のスペースなど)もあり現実困難であること

とのことでした。

主治医の先生にはお母さんの泣き顔の印象をウランに残すのではなく、笑顔で見送ってあげないと、と言われましたが、そこまでに気持ちの整理をつけるにはもう少し時間がかかりそうです。

リンクにも張らせていただいているなみさんのブログ(そうちゃん日記http://ameblo.jp/sounami/)
に心打たれるこんな文章がありました。

親の死 あなたの過去を失うこと
配偶者の死 あなたの現在を失うこと
子どもの死 あなたの未来を失うこと
友人の死 あなたの人生の一部を失うこと
【E.グロールマンの「悲しみの諸相」より】


ウランを失うことは私の未来を失うこと、本当にその通りだと思います。
今はまだ怖くて仕方がありません。そして何度でも、これが現実でなければ、と思ってしまいます。

でも、打ちひしがれたり嘆き哀しんだりしている時間すら、もったいないのかもしれない。
1分1秒、大切に、楽しいことや笑顔の家族の記憶をウランに残してあげなければ。

0 件のコメント:

コメントを投稿