2009年12月17日

初めての救急車

今朝5時過ぎから、ウランがいつになくぐずり出し、いくつかのなだめるパターンをやってみたのだけど、全然効果なし。
そうこうしているうちに、ぐずりだしてから30分近く経過し、鎮静効果のあるトリクロ シロップを投入しましたが、それでも収まらず、顔が真っ白になり呼吸が出来なくなって窒息のような状態になってしまいました。。


パパが急いでかかりつけの心臓の専門病院に電話し、すぐに救急車で来るように、とのことで急いで119番しました。動揺しながら、私は、なんとか状況と住所、希望する病院を伝え、ウラン片手に携帯用酸素や身支度をし、パパはアトム君を起こして同じマンション内の妹宅にお願いしに行きました。

救急車が到着するまでの10分、そして病院へ到着するまでの25分、本当に長く感じられました。


病院ではウランの主治医の先生の一人(3人がチームで診てくださっています)がいらして、点滴で鎮静剤をいれるか、普段の倍のトリクロを経口でいれるか希望を聞かれました。

点滴=入院ということ。


私の目から見て

本当につらいけれど

今週に入って

寒さのせいもあるのでしょうか、

ウランの体調はとてもつらそうにみえます。


事実、病院でレントゲンをとったところ、心臓は肥大し、肺は一部破けている状態でした。


最後まで希望や奇跡は持ち続けていこうと思っています。
でも、その一方で、覚悟をしなければいけないのであれば、タイムリミットが近づいているのであれば

「お家でゆっくり、温かい、笑顔に包まれた雰囲気で過ごしてあげたい」

そう思いました。

結局、点滴はせず、いつもの倍の薬量を経口で入れてもらい、なんとか落ち着かせて、今後同様の状況が起きたら、私の判断で倍量の薬投与の許可を頂き帰宅しました。

救急車を待っている間、本当に怖かったです。

毎日、覚悟を決めよう、しっかりしなくちゃ、と言い聞かせているのに
とっさの時には全然駄目でした。

最後まで、「ママといると安心(^_^)」ってウランが思えるように、動揺しないように、
どっしり構えていなくちゃ。

1 件のコメント:

  1. ウランちゃんはいつだってママと一緒なら安心って思っているはず!!
    今回、ママとパパが、ちゃんと病院に相談してから救急車を呼べたこと、行き先や症状などを伝えることが出来たことは、本当に大事なことが出来ていて、しっかりしていて凄いと思いました。
    怖かったし、辛かったと思いますが、ママとパパはしっかりしています!
    きっと恐怖や不安は拭い去れないけれど、ママとパパの不安を大丈夫っていう希望にアトム君とウランちゃんが信じさせてくれているんだと思いました。
    私も、どんな時にも信じさせてくれて希望を持たせてくれた息子に心から感謝しています。
    ママとパパとアトム君が頑張っていること、ウランちゃんが頑張っていること、その全てが伝わってきます。
    いつも応援しています。

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