2011年1月23日

子どものホスピス

来週末はくららの一周忌追悼ミサです。

もうすぐ命日、もう一年、色々と思いを巡らせていたところ、

子どものホスピスが日本にも誕生する、というニュースを聞きました。


くららの在宅ケア中、鎮静剤投与のタイミングを判断できなかったり、鼻からのカテーテル挿入を何度も失敗して泣き続けるくららと二人途方にくれたりしたことがあり、主治医の先生に、こどものホスピスって無いんでしょうか、と相談したことがありました。



日本のホスピスは通常ガン患者さん向けがほとんどだし、日本では成人向けのホスピスも数が足りないぐらいで子どもが入れるところは聞いたことがない、とのことでした。



今回誕生するホスピスが一年前にあったなら、
病院と自宅以外にもくららが訪れることができる場所が出来て、また家族で安心してゆっくり自然に囲まれて過ごす時間が作れたんだろうな、と思いました。



以下サイトからの抜粋です。

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「余命が限られた疾患の小児および若者のための緩和ケアとは、身体的、精神的、社会的、スピリチュアルな要素を含む包括的かつ積極的なケアへの取り組みである。そしてそれは子ども達の生活の質(QOL)の向上と家族のサポートに焦点を当て、苦痛を与える症状の管理、レスパイトケア(家族が休息をとるための一時預かり)、終末期のケア、死別後のケアの提供を含むものである。」
欧米においては1980年代から子どもの緩和ケアの理念が認知され始め、現在では多くの国々で子どもに対して様々な緩和ケアサービスが実践されています。

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