2010年10月31日

1歳2カ月の月誕生日

毎月31日はくららの月誕生日です。今日10月31日でくららは1歳2カ月になりました。


去年の10月31日は、フォンタン手術を目指して希望に満ちた生活をしていたことを懐かしく思い出します。

この頃、くららの匂いや抱っこの感覚が思い出せないことが増えてきました。匂いがとっておけたらいいのに、といつも思っていたし、絶対忘れないと思っていたのに。

くららの物が詰まった箱を開けて、くららの衣類をだしてみても、それはくららが身につけたいたときとは少し違った感触や匂いで、この先どんどん感触や匂いといった記憶が薄れていくのかと思うと、どうしようもなくさびしい気持ちになりました。

でもわずかにですが、鼻先をくららのつむじにあてて、幸せだなぁと感じた感覚・匂いがまだ私の中に残っています。

触れた感覚やにおい、五感に訴える記憶は本当に大切なものだと思います。

これからも大切な人たちに対して、日々後悔の無いように、出来るだけ直接会う機会を作っていこうと思います。


お天気や寒さのせいもあるのか、くららは今もいつでも一緒にいるんだ、だから寂しくない!という想いより、会いたくてつらくなったり沈む気持ちが勝ってしまう日もあります。




明日から11月。

11月はキリスト教では死者の月=亡くなった人を想い出し、祈る月なんだそうです。


初夏のころから、毎週末1時間30分だけですが、洗礼のための勉強で、葬儀のミサをして下さった教会に通っています。

我が家ではくららだけがクリスチャンになりましたが、やはり私は常にくららと共にありたい、という思いがあって洗礼を受けようと思い、その準備のために勉強に通うことにしました。


主人は長男だし実家との兼ね合いもあるでしょうから主人の意思に任せています。

アトムもそう。私がずっと特に宗教をもたずに来たように、アトムにもいつか自分で何か決めたいと思ったらそうすればいいし、特に何も必要なければ、そのままで、いずれにせよ自分の意思で決めてほしいと思っています。

11月7日、くららの葬儀ミサでお世話になった教会では、死者への祈りのミサがあるそうです。
くららや、くららのお友達へのお祈りしてこようと思います。

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