1月28日 15時55分にくららが旅立った後も、病院で沐浴したり、抱っこして歌を歌ったり、今までと変わらずに接しました。
夕方18時ごろ、寒く暗くなってきて、病院からいよいよお家に戻るとき、主治医の先生が
「お母さん、外は寒いからコートを着たほうがいいよ」
とおっしゃってくださいましたが、私は
「大丈夫です。くららを抱っこしてるから温かいので」
と答えました。本当に温かく感じたんです。
それから数日、お家でいつものくららの寝ている場所にくららを寝せて、着替えをさせて、朝になったら顔を拭いて唇にワセリンを塗って、いつもどおりの生活をしました。
2月1日、くららの見送りの日も、私の中ではくららは旅立っていませんでした。
でも、斎場について、無機質に番号が振られた台の前に立ったとき、モニターにくららの名前が表示され、名前の左側に「故」という文字を見たときに、今までの人生で感じたことの無い感情が沸き起こってきました。
怒りだったり、悲しみだったり。
怒りのほうが強かったかもしれません。「故」ってなに?やめて、、と思いました。
今でも思いますが、どうして「故」ってつけなくちゃいけないのか理解できません。
フルネームのままではいけないんでしょうか。
でも、あの瞬間に、「故」って文字を見たときに、私はくららが旅立ったことを「事実」として理解したような気がします。
主人に「パパ、「故」ってついてる。くららの名前に「故」って付いてるよ。「故」じゃないよね、どうしてなんだろうね。」
と話したことを覚えています。
月命日は、何か特別な感じがします。
今日は、くららのこと以外、一切何も出来ませんでした。
たくさんボーっとして、横になってうつらうつらしながら、何度もくららに会いました。
4月からクラスが変わるアトムの保育園用の準備も、全然出来ませんでした。
平日にやらなくっちゃ。
本当なら、くららとアトム、二人一緒に4月1日から通うことになって、それは忙しい週末になっていたはずなんですが。
★今さら気付いたズボラ母★
3 週間前
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