2010年2月9日

ブログについて・・改めて

病院と自宅が、99%くららの人生での空間でした。

一度くらい連れて行きたかったアトム君の保育園の送り迎えすら、一度も叶いませんでした。

病院の先生と看護師さん、家族以外にはあまりくららを知ってもらう機会がありませんでした。


本当に短い人生でしたけど、くららが生きたその事実を家族以外の人が覚えてくれている、
そのことが、くららを一人の人間として、その存在を認めていただいているようで
ただただ嬉しかったです。
なので、「くららのこと忘れません」というコメントを頂いて、号泣しました。


ブログは、くららの生きた軌跡でもあります。

ブログを開くと、そこにくららの存在を感じることが出来て、今の私には大きな心の支えになっています。
つらい思い出でも、懐かしい良い思いででも、兎に角くららで溢れています。

毎晩夜中のミルク注入の際の時間記録をつけていて、そのついでに、ブログを開いてくららの様子を綴っていたその日々を思い出し、くららがまだいるような錯覚に陥ります。


少しずつ、周りの生活が日常に戻りつつあります。

アトム君は今日から保育園再開です。

パパも忌引きが終わります。

パパもアトム君もいない日中、私はどう過ごすんだろうか。

アトム君の送り迎えにも復活しなくては。

でも、保育園で0歳児クラスの赤ちゃんたちに会う、それだけで、何故だかわからないけど、今は涙が出てしまいます。

そういったことを一つ一つ積み重ねてクリアしていけたら、と思います。


写真は、お正月、私を見上げて手をにぎるくららです。
ちょっとおしゃれをしてヘアバンドをしています。

2 件のコメント:

  1. こんばんは。
    アメブロでも、たくさんの天使ママやパパが同じ想いでブログを綴られていると感じます。
    私自身も含めてですが、やっぱり、子どものことを覚えていて欲しいという気持ちが親の気持ちにあるのだと想います。

    ここに来ると、いつもくららちゃんに逢えることが私は嬉しいです。
    いつもおしゃれさんなくららちゃん。
    たくさんの愛情に溢れてますよね。

    社会の中での自身の持つ悲しみとの付き合い方は、時間と共に形成されてくるように思います。

    くららちゃんのことだけでなく、ママの書きたいことを書くことが、くららちゃんへママの気持ちが届くことだったり、ママの気持ちの整理にもつながるのだと思います。なので、ゆっくり、ママなりの時間で続けられたら、とっても素敵だと思います。

    明日があるさ!
    ママにとっての明日も…。

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  2. なみさん いつも有難うございます。
    「社会の中での自身の持つ悲しみとの付き合い方」
    そう、私が言いたかったのはそれです。
    悲しみを乗り越える、というのはちょっと違うかなと常々思っていました。
    だって、生涯忘れることも変わることもない悲しみですし、
    苦痛とは違うので乗り越える必要はないと思っていました。
    「悲しみとの付き合い方」、以前なみさんがおっしゃってくださったように、時間の流れに身を任せてみようかと思い始めました。そのために、一時的に意識を他に向かわせようと忙しく過ごしてみようとも思い始めています。

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