2010年1月27日

鎮静剤と依存性について

先日の救急車搬送による入院の際、今後の鎮静剤の投与量と頻度について主治医の先生と話しあいました。

今までも、少しずつ量や種類が増えるたびに、じっくりと先生にお話を伺ってきました。

トリクロもエスクレも、とても軽い鎮静剤ですが副作用としてやはり「依存性」が気になります。

その点を先生に確認すると、

「うん、依存はそのうち出てくると思う。慣れてくればだんだん効かなくなってくるだろうから、そうなったら麻薬みたいなものとかね。でもお母さん、今ウランちゃんにしてあげられるのはつらさを和らげること
だけだから。」

とのこと。。。。

こんな赤ちゃんなのに薬に依存してしまう、その事実がどうしても受け入れられなくて、とても悩んだ時期がありました。

出来るだけ使わずに、と思い、6時間以上経過しても調子が良ければ次の投薬時間を延ばしたりして過ごした時期もありました。
が、同時に、苦しくなってからの投与がどれだけウランに負担になるかも身を持って学びました。

今は腹をくくって、6時間毎に投与しています。

そのトリクロ、依存性が出てきたのか体が慣れてしまったのか、効果が6時間持たなくなることが増えてきました。

先生に電話したところ、1日4回までエスクレも併用してよい、とのことでしたが、それでは量が多すぎない??

「鎮静剤使いすぎてマイケル(ジャクソン)みたいになったりしませんか?」

と聞いたところ、

「あの人ほど強烈なお薬ではないからね。でも、確かにいきなり量を増やすと呼吸を止めちゃうこともあるから、段階を踏んで最終的には1日エスクレ4回まで増やしてみて」

とのことでした。

つらさは和らげてあげたいけど、そのせいで呼吸を止めたりするなんて嫌です。

再確認してよかった。

一昨日の昼間、久しぶりに大きな湯船に一緒に入りました。
やっぱり一緒のお風呂はシアワセ(^_^)。

1 件のコメント:

  1. エスクレもトリクロも、そうちゃんにも使っていたお薬でした。どうしても依存性というか抵抗力というのか、出てきてしまいますよね。
    良かれと思っても、結果がどうなるか分からないから、本当に怖いですよね。
    そして、生きることと苦しさの狭間で、実際に迫られていく問題。
    譲っていかねばならない瞬間。

    先生との確認会話って、すごく大切ですよね。
    その時に、ウランちゃんの状態と先生と話した内容で決めていくこと。
    身を削る決断ですね…。

    でも、そんな時にも、ウランちゃんと一緒に入れるお風呂が絶対に幸せなことだし。
    在宅ならでは!

    ウランちゃん。
    今日は寒いけれど、どうですか…。

    返信削除