2011年3月22日

Next STEP

原発に一番近いNICUに残っている赤ちゃん、そしてその赤ちゃんを守っている医療関係者の方々の安全を心から祈っています。計画停電により在宅酸素や人工呼吸器をつけている病児たちとその家族へも優先的に、公的に命をつなげる対応がとれるように切に願っています。


今晩のNHKのニュースで、おむつやミルク、食糧などの物資は各自治体へ豊富に届きつつあることを知りました。ただ、問題はその先。
物資を受け取った各自治体窓口から各避難所や被災者の方々のところに届いていないことが問題となってきているようです。

被災地への交通網が復旧していないことやガソリン不足に加え、自治体も人不足やプロセスが出来ておらず、また必要なものと送られるもののミスマッチも。

例えばずっと歯磨きできていないので歯ブラシだったり、入浴設備が無いので水なしで洗えるシャンプーだったり、粉ミルクは十分あってもアレルギーの子供向けの粉ミルクが不足していたり。

電気復旧が行われていないエリアでは、被災者の方々からのインプットを物資管理している方々が受け取ることが出来ないこともミスマッチの要因の一つだそうです。



自治体での物資の確保がなされた今、Next STEPとして、被災者の方へ生きるために必要なものが行き渡るプロセス・インフラの整備・それを回していく人員の確保/配置が必要な状況、と思いました。

傍観者ではなく、復旧・復興の輪の中に入っていきたい思いはありますが、一人で生活できないわが子をおいてボランティアを行うのでは本末転倒です。

何ができるだろう。

被災状況や被災者の方々の体調・メンタル面によって、日々刻々と必要な物資が変わっていくと考えれば
やはり今は募金が精いっぱい出来ること。


水道水汚染のため、乳幼児への水道水摂取制限を厚労省が出しました。こんなときに、被災者の方々、原発避難区域の方々のことを思えばリスクの段階なのに、わが子の身を案じてばかりいる自分の身勝手さに自己嫌悪や落ち込みを感じています。

原発避難エリア妊婦さん、乳幼児の一時避難を支援するNPOも。
プロジェクトの村上智美代表(25)は「お母さんが一番守りたいのは赤ちゃん。経済的な事情などで身動きが取れない人に手を差し伸べ、状況が落ち着くまで安全な場所で過ごしてもらいたい」と話している。

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